安吾は東大にも行ける才能はあったのに自己のアンチテーゼとして涅槃大学に行ったのだろう。しかし、作家の交友関係は面白い。決闘を申込んで握手をするなんざ、粋だね!
安吾は 小説家なのだから 少年時代には 少なくとも 文章を書くことには 慣れ親しんでいたと 私は わけもなく 思い込んでいたけど ところが さまざまな スポーツに 入れ込んで のめり込み 対局にある 生活を 送っていた とのことで その 意外性に 驚いた。岩波書店を 芥川龍之介の 甥の 葛巻のつてで 脅し 稚拙な 同人誌を 無理矢理 発行させた 挿話が 可笑しかった。