結婚ってこんな風に決まるものなのかもしれないな。
↓東京大学物語!
以下は、「感想」というよりも「感慨」。 個人的なつまらない思い出話なので、あえて読む必要なし。 高校生の時に、ある女の子と付き合い、お互い結婚まで考えるまでに思い合った。 ふたりで駆け落ちして、どこか知らない町に一緒に行こうと彼女は言ったが、自分は、せめて高校くらいは卒業しておかないと、将来不利だから、まず卒業しようと提案した。 年が明ける頃には、彼女と行き違いが多くなり会えないまま、そのうちに彼女が東京の有名大学に合格したことを人づてに聞いた。 それ以来、彼女は自分を避け、自分も別の理由で避けた。 彼女は、黙って故郷を去って行った。 浪人した自分は、次の年に東京の私大に合格した。 生活費を稼ぐためにコンビニでバイトをしていたある日、店の前にスポーツカーが止まり、かっこいいお兄ちゃんがド派手な美女にまとわり付かれて、笑いながら入店してきた。 それが彼女だと、すぐに分かった。 不自然な緊張した仕草から、彼女もこちらの存在に気がついたと思う。 かっこいい兄ちゃんは、急に距離をとって、よそよそしくなった彼女を不審げに見返しながら、また、スポーツカーに乗って走り去って行った。 これが、我が「にぎり飯」であります。 分かるかな?