04 解説
杉浦正一郎
雙之川喜1941 芭蕉ニ十一歳の作。姥桜(うばざくら)咲くや 老後の思い出 月ぞしるべ こなたに入らせ 旅の宿。 享年五十一歳 辞世の句。 旅に病んで 夢は 枯れ野を かけめぐる。絶え間 無い 推敲により 元禄時代の いわば 文学紀行を めざしたという。
芭蕉の俳句への道が若いころの出仕にあったとは。運命的ですね。 俳句を嗜もうと思いました。