「現代語訳 平家物語」の感想
現代語訳 平家物語
げんだいごやく へいけものがたり

01 第一巻

01 だいいっかん初出:「世界名作全集 39 平家物語」平凡社、1960(昭和35)年2月12日

作者不詳

分量:約70
書き出し:序詞(祇園精舎)祇園精舎《ぎおんしょうじゃ》の鐘の声、諸行無常の響《ひびき》あり。娑羅双樹《しゃらそうじゅ》の花の色、盛者《しょうじゃ》必衰の理《ことわり》をあらわす。おごれる人も久しからず、唯、春の夜の夢のごとし。猛《たけ》きものもついにはほろびぬ、偏《ひとえ》に風の前の塵《ちり》に同じ。第一巻二十余年の長きにわたって、その権勢をほしいままにし、「平家に非《あら》ざるは人に非ず」とまで豪語した平...
更新日: 2022/02/19
19双之川喜41さんの感想

 アリバイとか ライバルとかに 訳されると 違和感を覚える。紙芝居風に 読み手の 興味を 繋ごうとしているのかは 定かではないけど 軽みが 目立つのである。僧兵共の 謀略行為が 劇画風に 展開する。うんざりする向きも 少なからず いるのではないかと思った。