「真劇シリーズ」の感想
真劇シリーズ
しんげきシリーズ

04 第4話 盗作者

04 だいよんわ とうさくしゃ初出:1909年

ホワイトフレッド・M

分量:約14
書き出し:今は亡き俳優手配師の備忘録よりウィルビイ・ハーコートがとうとうと語る銀鈴《ぎんれい》のような声は、得も言われぬほど魅力的だ。特にご婦人方がいるところでは……。容姿が絵のようにすばらしいのも、経歴同様。演劇に多少なりとも関心を持つものなら皆、ハーコートの素姓を知っている。父は全盛時評判の俳優だったが、異国で熱烈な恋愛事件を起こし、決闘で殺されてしまった。母は美人で強情なマートレーバーズ。家族の強い反...
更新日: 2021/04/20
decc031a3fabさんの感想

こんな話、芸能界にはちょいちょい有りそう。ただ結局登場人物全員がシンプルにハラを割って話すことになるのだから、世の中ってそう真っ黒なものではないと思えるな。