「ニール・オキャリー」の感想
ニール・オキャリー
ニール・オキャリー

ハイドダグラス

分量:約16
書き出し:てんで不器用《ぶきよう》なやつだった。奥《おく》さんに向《む》かって、鍛冶屋《かじや》に行《い》って医者《いしゃ》の道具《どうぐ》を手《て》に入《い》れるつもりだと言《い》った。つぎの日《ひ》、鍛冶屋《かじや》のところに行《い》った。「今日《きょう》はどこへ行《い》くのかね」鍛冶屋《かじや》がたずねた。「医者《いしゃ》の道具《どうぐ》を作《つく》ってもらうつもりさ」「どんな道具《どうぐ》を作《つく...
更新日: 2024/05/06
19双之川喜41さんの感想

 鍛治屋に ナイフを 作らせて 医者もどきの ことを 始めてしまう。治療法は ある 体の部分を 鍋に入れて ひと煮立ちさせるという 荒っぽいものであるけど 何故か 完治してしまう。まあ インチキ渡世で 飛び石ではなく 浅瀬を 渡るのが コツのようなことで 結びとなる。短い文章を重ねていく手法は 小気味良いところもあるけど まどろっこしい こともある と感じた。