「坪田譲治の味」の感想
坪田譲治の味
つぼたじょうじのあじ

尾崎士郎

分量:約13
書き出し:私の文壇生活をとおして、交遊関係の、もっとも古いのは坪田君であるかも知れぬ。大正十一年か、十二年か、——数えて、そろそろ四十年になる筈だ。今まで、そんなことを考えてみたこともなかったが、うかうかと時が過ぎてしまったらしい。人生五十という標準年齢を対象的に考えると、私たちはもう人生の外へ一歩踏みだしたかんじでもある。文壇生活四十年なぞというのは、自慢にならぬどころか、自ら、無為、無能、卑怯未練、不才...
更新日: 2024/09/24
8eb05d040692さんの感想

坪田 譲治の作品は読んだことはないが、友人にそこまで言わせる人物に興味が湧きました。