「日曜年」の感想
日曜年
にちようねん

中谷宇吉郎

分量:約3
書き出し:日支事變後しばらくして、北支へ行ったことがある。その時たしか北京へ行く車中だったかと思うが、アメリカの大學の教授だという人に會った。車中の退屈しのぎに雜談をしているうちに「日曜年(サベティック・イエァ)の旅行だ」という話が出た。聞いてみると、アメリカの大學では、六年間勤めると、七年目は、一年間の休暇が貰えるので、その時に旅行をしたり、何處かへ行って研究をしたりするのだという話であった。その間もちろ...