雙喜 金持ちの 百姓が おまえは 良いことを したことが あるか という 自分の 心の声を 自分で 聞き 少し 弱気に なったところに 貧乏な 隣の 百姓が やってきて 麦を 恵んで くれるように 頼んだ。金持ちは 貧乏人に 自分が 死んだら 三日間 夜に 墓の番を することを 条件に 麦を与えた。その数日後 金持ち百姓は 死んだ。貧乏百姓は 約束を守り 毎晩 墓の番に 出かけた。変な おじさんが そこに 紛れ込んだので 共に 番をしていると 悪魔が 現れて 「遺体は 俺のものだ そこを どけ」と 言ったけど 男は 兵隊あがり だったことも あり 言いなりには ならなかったので 悪魔は 手を焼き 「金貨を やるから そこを どけよ」と 言って あげるための 金貨を 取りに どこかに 消えた。そのあいだに 貧乏な 百姓は 長靴の 底を 切り取り 金貨が いくらでも 詰め込めるような 仕掛けを あらかじめ 用意して 悪魔を 騙して 沢山の 金貨を 自分達の ものとした。相手が 悪魔なら 騙しても 良いと いうこと でしょうか。
面白かったです。終盤に登場する元兵隊の男がカッコ良かった。