「ドレントン・デン特派員の冒険」の感想
ドレントン・デン特派員の冒険
ドレントン・デンとくはいんのぼうけん

01 第一回 黄蛾

01 だいいっかい おうが初出:1898年

ホワイトフレッド・M

分量:約18
書き出し:一ドレントン・デンが突っ立ってじっと見つめる先に、キューバ海岸があり、炎が点々とちらついていた。夜の帳《とばり》の下には腐敗と退廃が隠れている。猫は相変わらずネズミをもて遊んでいるが、ひとはとっくに風景に飽きてしまった。そんなことなど欧州にとってはどうでもよい。小麦が一八四〇年代豊作であり続ける限り。だがドレントン・デンにとって重要だった訳は、自分が有名な従軍記者であるからだ。新聞|種《だね》が砂...
更新日: 2022/07/03
19双之川喜41さんの感想

 黒死病ならぬ 黃蛾病なるものが あるのか ないのか 密かに 船から 泳ぎだし 島に 確かめに 行く。この記者が 特ダネを ものにするかで 話しを 引っ張る。わくわくしながら 読む人は 幸せ者と 感じた。