獺 かわうそ 靈 たましい・れい 希臘人 ギリシャじん 獨木舟 カヌー・まるきぶね 水狸 ビーバー・うみだぬき 實 み 傳へられて 伝えられて 剽悍 ひょうかん 禦いだ ふせいだ(抵抗した) 栖處 すみか・ねぐら 蠻人 ばんじん 猶、倦まない なお、あぐまない 實際 じっさい 剽盗 ひょうとう(おいはぎ) 愈々 いよいよ 奸智 かんち 爐 いろり 莫迦面 ばかづら 辯じよう 弁じよう 奸譎 かんきつ 斃れた たおれた
中島の作品は どれも深い感動を 読み手に残す。 展開は巧みだし 強烈な印象を読み手に残すと感じた。
狐憑は中島敦の超短編の、シャクという語りが、最後には住民の食物として食われる話。残酷だが、さもありなん話だ。
一人の作家の死を描くグロテスクな話。
いい小話
手塚治虫が描く歴史マンガのような味わいでした。救いのない結末…。もし誰かが真実を知ったら…。
作家が、まだ、作家と呼ばれていない頃の話。本当にこういうことがあったのではないかと思った。
読み応えのある作品ではあるけれど、結末には驚いた。
物語を創作することが、周りからは何かに憑かれているように見えたのか。 それにしても、主人公の結末にはぞっとした。
久々にゾッとする物語を読んだ。 蒸し暑い夏の夜にオススメ。
初めて読んだ。中島敦の作品は本当に少ない。しかし、心に残る物ばかり。 どこに隠れていたのかな、これ。