男は 昼間は 下僕(げぼく)なので 長老(ちょうろう)から 酷使(こくし)されるけれど 夜は 夢の中では 逆に 長老を 顎(あご)で 使い 飽食(ほうしょく)に 耽(ふけ)る。その結果 実際に 長老は やせ衰え 下僕は 肥えて来てしまう。なにやら 暗喩(あんゆ)に とんだ 深い話しと 感じた。
下僕は 昼間は長老から 酷使されるけど 夜間は 夢の中では 逆に 長老を 顎で使い 美食に耽る。 その結果 不思議なことに 実際に 下僕は肥り 長老は痩せ衰えてしまう。 暗喩にとんだ 話であると感じた。
中島敦は南島譚はパラオにあった、もうすでに海底に沈んだあるSHIMANO島民たちの話だ。
私の人生にも応用できないかしら
漢字が難しい事以外は文章も読みやすくとにかく読んでいて楽しい。
いつもの中島敦