ほのぼのする
泥棒の親分は 子分を下見に出したあと 童子から子牛を預かる羽目になる。 なかなか 子分どもが 戻って来ないので 仕方なく お役人に届け出る。 役人から 酒を振る舞ってもらい すべてを打ち明け 好い人になる。 童子は 実はといった話である。 長閑さが 気になるとは感じた。
ごんぎつねとは違う終わり方で、後味のいい話だと思う。 悪いことをしたら、全部正直に、言えるようになりたい。
盗人になりきれない弟子との会話がとてもかわいらしい。
年若く亡くなったのが本当に惜しい作家です。心温かく安らぐ作品を残してくれました才能のある作家であると思います。
盗人のかしらが 改心できてよかった。花のき村の人はいいヒトばかり。お地蔵さんの力ですね!
盗人の親分も子分もどこかまが抜けてて、ほっとする。優しいお話。