白銅貨って言葉好き
お店の人はきつねさんの手を見ても驚かず、代金さえ受け取れば淡々とお仕事をする商売人の鑑と思いました
寒い街の心暖まる話 光に関する数多の表現が情景を一層引き立てていた。
優しいお話でした
可愛らしいお話です。
心が暖まる作品。良かったです
素敵なお話!
ほっこりした
音読練習のために読みましたが、情景がありありと浮かぶような美しくて繊細な描写と優しい言葉で綴られていて、読んでいて気持ちよかったです。 雪から町の様子まで、子狐が初めて目にした新鮮で鮮やかな世界が自分が体験していることのように感じられました。 狐であっても本物のお金を払ってくれれば正当なお客様として扱ってくれた人間がいる一方、母狐を危険にさらした人間がいるのもまた事実で、最後の母狐の「本当に人間はいいものかしら。」と繰り返した言葉は考えさせられます。 人間に酷い目に遭わされておきながら人間を騙して葉っぱのお金で手袋を手に入れようとせずに本物のお金を払った母狐の誠実さから見て、やはり人間を悪者だと思い切れてないのだと思います。
この童話で、母狐は最後に、子狐の「人間は母さんが言うほど悪くはなかったよ」という言葉を受けて、こう言う。 「本当に人間は、いいものかしら」と。 そして、同じ言葉を二度繰り返している。 最初の「いいものかしら」は、ただの懐疑だが、二度目は否定だ。 子供の頃に、この童話を読んだとき、内心腹が立った。 人間が十分危険な存在だと分かっているから、母狐は自分では人間の元へ手袋など買いに行こうとはしない。 命を危険にさらすくらいなら、手の冷たいのを我慢するくらいなんでもないことを知っているからだ。 それならなぜ、そのこと《つまり、人間の邪悪さと命に関わる我慢》をもっと一生懸命、子供に教えてあげて、思い止まらせることができなかったのかと苛立ち、そのうえ邪悪と分かっている人間の元へ、危険を冒させてまで、しかも子供ひとりで手袋を買いに行かせるその神経が理解できず、なんという無責任な母親かと、腹が立ったのだと思う。 ずぼらな母親も母親なら、目前の危険を見くびる子供も子供だという感じで、共感できるところなど少しもなかった。 最近、その思いをいっそう強くしている。 子狐がウクライナで、母狐がNATO、人間がロシアで、手袋が原油だ。 態度を明確にしない限り、中国が演じられる役柄は、この世界には用意されてない。 算盤をはじくのが達者なだけの愚かな民族性を心から悲しむ、インドと韓国も含めて。
素敵な童話でした✨ 今読んでも改めて、親子の愛、手袋を売ってくれた、お店屋さんの暖かい心、感動しました。 自分で想像しながら読みました。
共生、共存、信頼、おやこ、かぞく、あたたかみ、なつかしさ、そんな気持ちがよみがえるおはなしです。私も童話が書きたいです。
心が温まる作品ですね。 幼い頃に読んだためあらすじは知っていたのですが、子守唄の辺りや最後は覚えていなかったので、新鮮でした。 人間にも動物にも、良いやつ悪いやつがいるよねって感じました。
ずっと昔に読んだけれど、もう一度読んでみました。絵本でなくても、情景がありありと浮かびました。 眩しく輝く白い雪、星明かりのような人家の灯、狐の子のお手て、、、 そして狐も人間も同じ親子の情(こころ)でした。
人間=悪い生き物のように母さん狐は捉えているが、そもそも友達狐がアヒルを盗ろうとしなければ人間も何もしなかったのでは…
いつ読んでもうれしくなります
母のやさしさに癒されました。
クサクサした気持ちがすうっと落ち着いてよくよく眠れそうな、そんなお話。寝るまえに読むには最適です。
久しぶりに読んだ。いつ読んでも、狐親子の絆と帽子屋さんの温かさにホッとする。
はじめて 雪を見た小狐は あまりの眩しさに 眼に何か刺さったと 思ってしまう。 銀世界の中を 買い物の帰り道に 人の母親が 子守唄を歌い聞かせるのを みみにして 小狐ぎつねも 母狐が こいしく なってくる。 絵葉書のような描写に 感嘆してしまう。