「牛をつないだ椿の木」の感想
牛をつないだ椿の木
うしをつないだつばきのき
初出:「少國民文化」1943(昭和18)年6月

新美南吉

分量:約35
書き出し:一山《やま》の中《なか》の道《みち》のかたわらに、椿《つばき》の若木《わかぎ》がありました。牛曳《うしひ》きの利助《りすけ》さんは、それに牛《うし》をつなぎました。人力曳《じんりきひ》きの海蔵《かいぞう》さんも、椿《つばき》の根本《ねもと》へ人力車《じんりきしゃ》をおきました。人力車《じんりきしゃ》は牛《うし》ではないから、つないでおかなくってもよかったのです。そこで、利助《りすけ》さんと海蔵《か...
更新日: 2019/11/06
19双之川喜41さんの感想

 日露戦争で 戦死した海蔵は 道の傍らに 誰でも使える井戸を残した。 反戦を 言いつのることもなく 重いメッセージを遺した。 胸に残る 作品であると感じた。

更新日: 2017/01/08
87b9e5a3ca93さんの感想

海蔵は死ぬときも良いことをした、悔いのない人生だったと思ったことだろう