「病む子の祭」の感想
病む子の祭
やむこのまつり

新美南吉

分量:約25
書き出し:母長男長女次男三男(病気の子)岡《おか》のふもとの竹やぶにかこまれた小さい家。母親が子どもたちに祭の晴着《はれぎ》をきせている。花火の音。笛、太鼓《たいこ》のゆるやかな、かすかなはやし。母よごすんじゃないよ。いつもの着物とちがうんだからね、土塀《どべい》にもたれたり、土いじりしちゃいけないんだよ。それから、袖《そで》ではなをふいたりしないでね。ふところから鼻紙を出してはなをかむんだよ。長男ごわごわ...
更新日: 2025/01/23
眠眠不不さんの感想

祭りに行きたがっていて「行きたい」と思っていたのに、死を目の前にして穏やかに受け入れていく様子がなんとも切ない… 戯曲らしい展開で面白かった。

更新日: 2015/07/24
2d5da82a7132さんの感想

幼い子の、祭りの囃子と共に消えていく最後の一日。死ぬことを穏やかに受け入れている様子が切ない。

更新日: 2015/07/16
82f4a8dd096fさんの感想

素朴でありふれてるけれど、心に響く話