全体的に面白かったけと、書いてあることがちょっと難しい
どこかにあるかもしれないなら私も猫町に行ってみたいと思った。
郊外の樹木の鬱蒼と繁った大学の校内で 道に迷った時のことが 心に浮かんだ。 流石に「左右」逆転は 無かったけれど 標しをうしない 迷い猫のようで心もとなかった。 散文力にも 驚嘆した。
見知った道や町並みが、ふと知らない場所に思えること。 経験があるだけにぞくりとさせられる。読ませる技術にも感服。
不思議な気分になる小説である。猫街 そのタイトルも素敵である。
わかりますか?
薬物中毒者の幻覚 と言ってしまえば何ら文学的でも詩的でもない 東スポ的だ 朔太郎は「夢」がkeyだ 犬だか猫だか知らぬが 日常からタイムトラベルしたような見知らぬ街に行くというのは 願望だ 現実逃避だ 人間に疲れたから猫町を見たのだろう 孤独になりたいと思って実際独りになると急に人恋しくなる 田舎暮らしも3日が限界 都会の雑踏はやはり雑踏である理由がある 田舎者が田舎を捨てるのはやむを得ない
雰囲気がよくでている。 創造力を薬に頼るのせこい
自分が迷子だと気がついたときすぐに「戻らなきゃ」と、思うけど焦れば焦るほど目的の方向がわからなくなる感覚。私もとても分かる。なまにえ