島木健作
読み進んで行くと 暗く 閉塞感 ▫絶望感に囚われ 楽しいような気持ちは全く起きない。 刑務所を出所できたのも ライ病にかかっているからであり 希望はもてないまま シャバに出るのである。
コロナ渦の今、病と人が向き合う心の動きが、重々しいトーンながら胸に迫ってきます。生きることの希望は心の内に存在しどんな状況にあろうと尊いものだと感じます。感動的な作品でした。