「首を失った蜻蛉」の感想
首を失った蜻蛉
くびをうしなったとんぼ
佐左木俊郎
分量:約13分
書き出し:
薊《あざみ》の花や白い山百合の花の咲いている叢《くさむら》の中の、心持ちくだりになっている細道を、煙草《たばこ》を吸いながら下りて行くと、水面が鏡の面のように静かな古池があって、岸からは雑草が掩《おお》いかかり、中には睡蓮《すいれん》の花が夢の様に咲いている。そして四辺《あたり》の杉木立や、楢《なら》、櫟《くぬぎ》、楓《かえで》、栗等の雑木の杜《もり》が、静かな池の面にその姿を落として、池一杯に緑...
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