新聞で 取り上げられていたので 再読してみた。「酔うて こほろぎと」は (味々居)に 収録されている。削ぎ取った生活は その人の 意に添うことが 多いかもしれないけど 意に反して 削ぎ取られた生活は 狂信的な 独裁者の 自己満足であり はた迷惑の 最たるものと 言わざるを 得ないと 感じた。
良かった
削ぎとって 削ぎとって 発句も 人世も 果てに 在るものは。 酒精の手は 借りたりしたようだ。 昨今の 貧乏自慢が 手緩く見えてしまう。 鉄鉢の中にも霰
まっすぐな道でさみしい どうしようもない私が歩いている