西洋の 百年の進化を 急速に 採り入れるには 無理があるからして 表皮的になってしまう。 その歪みを 正視しつつ 受け入れる。 特効薬などはないという。
今現在、またこれからも、漱石先生のご指摘された、パラドックスは続いています。私は進歩ではなく段々破滅方向に人類が向いているように思います。
流石です。文章が跳ねているように、生き生きとしている。ユーモラスを根底に話されていて、いつも何処か滑稽である。しかし、現代でも日本の開花の性質をズバリ見抜き、悲観的な結論を痛切に説いている。当時の講演の様子が思い浮かぶようだ。