短編ですがとても秀逸だと思いました。面白かったです
久々に夏目漱石の短編を読んだが、やっぱり彼の文体はキレがよく、読んでいて心地いい。
印象に残る
入院体験を ここまで昇華させて表現するのは 凄いと感じた。 確かに 胡瓜も革砥も 気になると言えば気になる。 生と死の はざまに押しやられた人は 辛く切ないものだと思った。
悲しい。悲しすぎる。 漱石という人は、落語のような語り口で人生を凝縮するのがうまいな。
夏目漱石という先入観なくして 読んだ場合 感想は違ったように思う 元も子もない 感想だが
約50年前の 十代の頃、虫垂炎になり、小さな 開業医さんの、日本家屋を改造したような病院に、入院したことを おもいだしました。 ベッドのある部屋も あったけど 私が、術後 、運ばれたのは めずらしく畳に 布団の部屋でした。 数日たって 他の部屋に変わったとこをみると 入院が急だったため 最初は、臨時の部屋だったのでしょう。 和室の病室が どうだったか、不思議な音はしなかったか 観察しておけば よかったなと 繊細さに欠ける我が神経を残念に思います。
入院中の出来事。 皆心細いのか隣のことが気になるようだ。
具合が悪い患者ほど、壁のシミが悪魔や妖怪に見えるらしい。 自宅の方が休まるってことか~ぃ?…(,,•﹏•,,)
自分が出す音は気にならないのだけど、他人が出す音は気になってしまう。日常あるあるですね。