夏目漱石
親戚に 金をたかられるなどは 自らの 本道を 大きく外れたとの 思いが 過(よぎ)ったかも しれない。 立場が逆なら 余計 腹立たしいだろう。 筋立てで持たせるような 作品とは かなり かけ離れていると感じた。
夫婦の会話のやりとりが面白い。地震が起きた際、妻や子を取り残し、自分だけ逃げるところなど真実味があり、自身の身を削り育む母性と、義務と戒め育む父性の違いを分かりやすく表現している。流石漱石だ。
つまらない。