「中味と形式」の感想
中味と形式
なかみとけいしき

夏目漱石

分量:約42
書き出し:私はこの地方にいるものではありません、東京の方に平生|住《すま》っております。今度大阪の社の方で講演会を諸所で開きますについて、助勢をしろという命令——だか通知だか依頼だかとにかく催しに参加しなければならないような相談を受けました。それでわざわざ出て参りました。もっともこの堺だけで御話をしてすぐ東京表《とうきょうおもて》へ立ち帰るという訳でもないので、現に明石《あかし》の方へ行きましたり、和歌山の...
更新日: 2020/11/07
19双之川喜41さんの感想

 講演を 文章に 起こしたものなので 平易 なような気がする。 実質の支えがあっての 形式というようなことを 説く。 (数年前の日露戦争)▫(御維新)▫ (漱石の 子は、女五人、男二人、上は十三)▫ などと 話題は 徘徊する 。