座り続けているのも苦しいものだ。歌人は結局、生きているうちに椅子を見つけなくてはならない。一握の砂は凍傷気味の頭が書かせた奇妙な歌集に違いない。我々に遅れるなと伝えてくれる。
凝縮した歌の 感想は 難しい。 故郷の訛り など お気に入りは 沢山あるけど 地名が 読み込まれているのは 情景が 想像されて よいと感じた。
絶望と孤独を知りながらも優しい優しい人の作品だと思います。 どれもこれも素敵でしたが一番心惹かれたものをひとつだけ。 やわらかに積れる雪に 熱てる頬を埋むるごとき 恋してみたし
線と線が繋がりまた線になる。雰囲気やそれに似たものは思い出すのにやはりどこまで言っても線になる。故郷の寂しくも暖かい記憶を思い出した。
中国人,石川啄木素晴らしい
良
私も治らない肺を病んでいます。ことさらに啄木の心情に、 共感してしまい、読む程に心が沈み、乾いてしまいました。 今晩は、医者に止められていますが、ビールを飲みたくなりました。 次はもう少し明るい作品を読もうと思います。 (感想文にはなっていませんが)
人生の悲しみや傷み、おかしみを知り尽くしたような味わい深い作品だと思いました。
読んでると いろんな思いが出て来る気持ちになるなぁ~
いくつか学校で習った歌があった。数十年も経っているのに覚えていたのは、感動したからだと思う。全体的に物悲しいトーンで夜長に読むのにふさわしい。
深く心に残る言の葉の数々。人世の事、多く考える1日となる。