私は全体を通しても好きだけど。一部分としては「竹」がとても好き
半世紀以上前に 味わつた 「竹」の記憶が 突如 よみがえった。 「雲雀料理」とは 何だろうと思った。
体の奥にある不定形なものを詠んだ詩。時折読み返したくなる。
↓こいつ何言ってんだ。詩人にでもなった気でいるのか。だせえ。
解剖学的な単語が多く、それでいて幻想的な文章で、現実と地続きの妄想に迷い込んだかのよう。 ふと目についた一つのモノについて思考を巡らせていき、横道に反れたように見えてもまた原点に戻る思考の変遷を言語化している印象。 突拍子もないようでいて理知的なアンバランスさに魅力を感じる。 正直、自分には難解過ぎるが、「ここの家の主人は病気です」などのセンスが好みでつい読み返してしまう。