「地球発狂事件」の感想
地球発狂事件
ちきゅうはっきょうじけん
初出:「協力新聞」1945(昭和20)年9月1日~1946(昭和21)年(終号未詳)

海野十三

分量:約221
書き出し:発端この突拍子もない名称をかぶせられた「地球発狂事件」は、実はその前にもう一つの名称で呼ばれていた。それは「巨船ゼムリヤ号発狂事件」というのであった。これは前代未聞のこの怪事件を最初に発見し、そしてその現場に一番乗りをした上に、全世界の報道網に対し輝かしき第一報を打つことに成功したデンマーク新報のアイスランド支局員ハリ・ドレゴの命名によるものであった。巨船ゼムリヤ号発狂事件——という名称からして既...
更新日: 2018/05/22
gnosaさんの感想

SFとして充分読み応えあって面白い。 ラストが駆け足すぎてるのが残念。