こういうメモ的なもの、備忘録的なものも研究者にとってみれば価値があるのだろう。これも作品と言うのだろうか?
芥川は 大いなる完成品に至る途は 小なる完成品にあるのみと いいきる。 また 漱石にほめられると それで満足であるけど 唯一の標準とする危険を 恐れたように感じた。
芥川といえば精神が不安定なイメージが強かったのだけど、実はすごくしっかりとした志をもって前を見据えている人なんだなと思った。夏目先生を本当に好きだったんだなと思った。
今日はイチローが3000本安打を達成した日だったけれど。芥川龍之介とイチローがかぶった。また夏目漱石に対してどんなふうに思っていたのか端的にわかった。