「豚吉とヒョロ子」の感想
豚吉とヒョロ子
ぶたきちとヒョロこ
初出:「九州日報」1926(大正15)年1~3月

夢野久作

分量:約143
書き出し:豚吉《ぶたきち》は背《せい》の高さが当り前の半分位しかないのに、その肥り方はまた普通《あたりまえ》の人の二倍の上もあるので、村の人がみんなで豚吉という名をつけたのです。又、ヒョロ子も同じ村に生れた娘でしたが、背丈《せた》けが当り前の人の倍もあるのに、身体《からだ》はステッキのように細くて瘠《や》せていましたので、こんな名前を付けられたのです。村の人はこの二人を珍らしがってヤイヤイ騒ぎますので、二人...
更新日: 2021/06/10
e6f5c099352aさんの感想

あまりにもストーリーがめちゃくちゃ過ぎて驚いた。場面をリアルに想像してはならない。漫画なら許されるかも。

更新日: 2018/03/11
2d37f01d7cadさんの感想

終始、日本昔ばなしの絵柄で脳内再生されてました。

更新日: 2017/05/02
456e94a2268cさんの感想

大人が楽しめる童話。奇想天外というか...

更新日: 2017/02/10
abb91ad64984さんの感想

読んでて気持ちがよく、あっという間でした。

更新日: 2016/08/12
和洋折衷チェケラさんの感想

面白かったです。 少々奇想天外でグロテスクな要素が組み込まれていますが、この作品自体が童話風の語り口や世界観でできているので、これらの要素が逆にこのお話に彩りや面白みを持たせているのかなと思いました。 一見、ただのお伽話だと片付けられてしまいそうですが、見た目が普通の人と違う豚吉とヒョロ子への遠慮のない人々の態度などを本の中で読んでいると、なんだか考えさせられてしまうシーンが数多くありました。 この作品の意図が伝わりやすいのは、大人の方なのではないかなあ、と思いました。