夢野 久作 版「夢十夜」
友達から奇妙な夢の話を延々と聞かされてるような気分になった。
題名どうり怪しい夢の様な短いお話しが数点収められている。
短編集だが 底流は 似かよっている。 横光の作品にも 無機質なものの描写は見られる。 素材になりにくいものに 挑戦する姿勢に 拍手と思った。
オムニバス形式に綴られた幻想的かつ怪奇な世界が綴られた作品です。外国映画にある“アメージングストーリー”のような物語の展開です。著者の考える恐怖の世界観に引き込まれると、自分も“怪夢”を見そうな気がしてきます。
グラグラする、何がなんだかわからなくなるような素敵な作品だった。