夢野久作
描写が丁寧で、美しく幻想的な雰囲気に引き込まれる。誰も悪くないだけに、いっそう悲しい。
きれいでかわいくて、でもかわいそうなお話。悲しい。
美しく悲しい童話。
夢野さんが書く小説だから、幾許かの狂気をはらんでいると思いきや、美しく悲しい最後だった。
イザナギイザナミの神話とか、西洋の童話の要素もありつつ、既存の物語とはあ違う構成でした。モチーフがどれも美しく、幻想的な雰囲気をつくっています。
幻想的で美しい話でした。
夢野久作が描くおとぎ話は美しくて悲しいです。