「ルルとミミ」の感想
ルルとミミ
ルルとミミ
初出:「九州日報」1926(大正15)年3~4月

夢野久作

分量:約30
書き出し:むかし、ある国に、水晶のような水が一ぱいに光っている美しい湖がありまして、そのふちに一つの小さな村がありました。そこに住んでいる人たちは親切な人ばかりで、ほんとに楽しい村でした。けれどもその湖の水が黒く濁《にご》って来ると、この村に何かしら悲しいことがあると云い伝えられておりました。この村にルルとミミという可愛らしい兄妹《きょうだい》の孤児《みなしご》が居りました。二人のお父さんはこの国でたった一...
更新日: 2017/06/25
きなこの里さんの感想

描写が丁寧で、美しく幻想的な雰囲気に引き込まれる。誰も悪くないだけに、いっそう悲しい。

更新日: 2017/05/09
b302c60827a6さんの感想

きれいでかわいくて、でもかわいそうなお話。悲しい。

更新日: 2017/05/08
456e94a2268cさんの感想

美しく悲しい童話。

更新日: 2016/11/01
さんの感想

夢野さんが書く小説だから、幾許かの狂気をはらんでいると思いきや、美しく悲しい最後だった。

更新日: 2016/09/14
19cf97b15423さんの感想

イザナギイザナミの神話とか、西洋の童話の要素もありつつ、既存の物語とはあ違う構成でした。モチーフがどれも美しく、幻想的な雰囲気をつくっています。

更新日: 2015/03/20
b86b7f708c75さんの感想

幻想的で美しい話でした。

更新日: 2015/03/16
えんじゅさんの感想

夢野久作が描くおとぎ話は美しくて悲しいです。