「LOS CAPRICHOS」の感想
LOS CAPRICHOS
ロス カプリチョス
初出:「人間」1922(大正11)年1月

芥川竜之介

分量:約15
書き出し:笑《わらひ》は量的に分てば微笑《びせう》哄笑《こうせう》の二種あり。質的に分てば嬉笑《きせう》嘲笑《てうせう》苦笑《くせう》の三種あり。……予が最も愛する笑は嬉笑嘲苦笑と兼ねたる、爆声の如き哄笑なり。アウエルバツハの穴蔵に愚昧《ぐまい》の学生を奔《はし》らせたる、メフイストフエレエスの哄笑なり。——カアル・エミリウス——ユダ逾越《すぎこし》と云へる「種《たね》入れぬ麺包《パン》の祭《まつり》」近づ...
更新日: 2025/02/02
65c8aadc88adさんの感想

川喜 エスブリの効いた 小洒落た短文を 連ねようという狙いは 肩透かしを 喰らう。索引を 引き給え。のくだりは 役に立つかもしれないと 感じた。索引を 牽く 習慣が ほとんど 皆無の 人たちは 何回も 文庫に 掲載して しまったことに 気がつくことは 皆無ではないが 絶無に 近いかもしれない。関係者にも そのことに 気づく人が いないところが また 凄い。