その後その息子は真っ当に育ったのかねー?
この話に限らず岡っ引き(警察関係)の人がお武家様に気を遣っているなあと感じる。へりくだっているのではなくとにかく「相手の領分を侵さない」ようにしている。 身分の上下に関する悲哀ではなく、同じ江戸の町に生きているのに実はしっかりと線引きがされているというこの空気はたいへん興味深い。
実際、こういう神隠しはあったのかも。本筋とはずれるが、口喧嘩の「イカ」と「タコ」に笑った。
結局、一度イリーガルなことに手を染めてしまうと、そこから抜けられなくなってしまうものだ。
面白かった。やっと乗ってきた感じ。