「半七捕物帳」の感想
半七捕物帳
はんしちとりものちょう

13 弁天娘

13 べんてんむすめ

岡本綺堂

分量:約49
書き出し:一安政と年号のあらたまった年の三月十八日であった。半七はこれから午飯《ひるめし》を食って、浅草の三社《さんじゃ》祭りを見物に出かけようかと思っているところへ、三十五六の男がたずねて来た。かれは神田の明神下の山城屋という質屋の番頭で、利兵衛という白鼠《しろねずみ》であることを半七はかねて知っていた。「なんだかお天気がはっきりしないので困ります。折角の三社様もきのうの宵宮《よみや》はとうとう降られてし...
更新日: 2024/01/05
8eb05d040692さんの感想

面白かったです。 弁天娘と呼ばれた娘の最後が可哀想

更新日: 2016/01/10
奥津棄戸明さんの感想

何というか、ある種の寂寥感を感じさせられる話だ。結末、後日談に救いとなる要素が見当たらない。無常感すら漂っている。