面白かったです。結末にちょっと笑ってしまいました。
本当にこんな事件があるのかと、半七老人の話しの最後まで検討もつかなかった。驚いたし面白かった。 『半七捕物帖』とは、青空文庫で初めて出会い、今、夢中になって読んでいる。 コナン・ドイルやアガサ・クリスティに出会った時のように、わくわくする物語に久しぶりに出会ってとても嬉しい。 半七の活躍している江戸の町を、古い地図を見ながらたどったら、また違う楽しさが見つかりそう。 青空文庫さん、ありがとう!
幽霊の正体見たり 枯れ雄花 な話 火事でもないのに火の見やぐらの鐘が鳴ることから始まり ご町内で小さいけれど妙な事件が次々と発生 誰が、何の目的で? それにしても、やり口が子供のイタズラっぽい 普段の素行がよろしくないという理由で、確たる証拠もないのに 自身番(今の交番のようなところ)に連れて行かれて 殴られる子供はたまったもんじゃないですね 防犯カメラもないこの時代は、こんな冤罪がそこら中に ゴロゴロしてたんだろうなあ
申年のはじめに読むのに相応しい話でした。