「半七捕物帳」の感想
半七捕物帳
はんしちとりものちょう

03 勘平の死

03 かんぺいのし

岡本綺堂

分量:約42
書き出し:一歴史小説の老大家T先生を赤坂のお宅に訪問して、江戸のむかしのお話をいろいろ伺ったので、わたしは又かの半七老人にも逢いたくなった。T先生のお宅を出たのは午後三時頃で、赤坂の大通りでは仕事師が家々のまえに門松《かどまつ》を立てていた。砂糖屋の店さきには七、八人の男や女が、狭そうに押し合っていた。年末大売出しの紙ビラや立看板や、紅い提灯やむらさきの旗や、濁《にご》った楽隊の音や、甲《かん》走った蓄音機...
更新日: 2024/03/04
8eb05d040692さんの感想

面白かったけど、なんとなくスッキリしない感じです。 犯人が自害したので事件をなかったことにして店の看板を守って一件落着は違う気がしました。

更新日: 2020/11/10
feb9ba76525cさんの感想

お店の事を考えて、の半七の対応は、社会人としては正解の結末なんだろうけど、実母の怒りや養母の持って行き所はどうしたらいいのよっていう結末。 下手人は横恋慕してた相手に勝手な事言っているしなあ……。

更新日: 2016/02/06
cededaec4b05さんの感想

犯人を炙り出すために、泥水したフリをしてひと芝居打たなくちゃならないのだから、岡っ引きは大変だ

更新日: 2016/01/07
奥津棄戸明さんの感想

半七優しいな