平安時代前期から中期にかけての貴族・歌人。下野守・紀本道の孫。紀望行の子。官位は従五位上・木工権頭、贈従二位。『古今和歌集』の選者の一人で、三十六歌仙の一人。
作品数:1作
貫之は 隠れユーモアのあるお方と お見受けした。 出発のときに 餞別を くれたから ほめるわけではないが 好い人だ とか (一)知らぬ無学者が 足を(十)字に組んでるとか 笑ってしまう。