青空文庫

「平野義太郎宛書簡」の感想

平野義太郎宛書簡

ひらのよしたろうあてしょかん

03 一九三二年二月二十六日

03 せんきゅうひゃくさんじゅうにねんにがつにじゅうろくにち

書き出し

後れて申訳ありません。全体として異議ありません。ただ次の点をもう少し強調する必要はないでしょうか?それは明治維新後の資本の原始的蓄積の現実的過程の特質によって「農業の生産行程における資本主義の発展、資本制大経営、したがって、これに伴う資本主義的階級分化が阻まれ」た点を指摘すると共に、それにもかかわらず、農業生産が直接間接に資本の支配下に従属せしめられ、農民の階級分化が広範に進行し、勤労農民の圧倒的

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