青空文庫

「ルネ・クレール私見」の感想

ルネ・クレール私見

ルネ・クレールしけん

初出:「キネマ旬報」1936(昭和11)年6月21日号

書き出し

前書ルネ・クレールに関する一文を求められたのであるが、由来クレールに関してはほとんどもう語り尽された観がある。しかし考えてみると私には別な見方がないでもない。それを書いて見ようというのであるが自分の仕事のことなどを考えると気恥ずかしくてクレール論などは書けないのがほんとうである。今日はひとつ批評家になつて書いてみようと思う。ルネ・クレールと喜劇ルネ・クレールについてまつたく何も知らない人から「ルネ

1 / 0