青空文庫

「潜航艇「鷹の城」」の感想

潜航艇「鷹の城」

せんこうてい「ハビヒツブルグ」

初出:「新青年」博文館、1935(昭和10)年4~5月号

書き出し

第一編海底の惨劇一、海—武人の墓それは、夜暁までに幾ばくもない頃であった。すでに雨は止み、波頭も低まって、その轟きがいくぶん衰えたように思われたが、闇はその頃になるとひとしおの濃さを加えた。その深さは、ものの形体運動のいっさいを呑み尽してしまって、その頃には、海から押し上がってくる、平原のような霧があるのだけれど、その流れにも、さだかな色とてなく、なにものをも映そうとはしない。ただ、その中をかい間

2026/03/11

f3e636211ce1さんの感想

法水もの 相変わらずの小栗虫太郎式である 18年前のオーストリア軍人の事件 現在の事件それらはゲルマン古典叙事詩 ニーベルンゲンの歌の通り起こっているのか?ということでニーベルンゲンの歌の紹介がされているが これが虫太郎らしくなくわかりやすい その部分だけは理解できる

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