ばくまついしんかいこだん
31 神仏混淆廃止改革されたはなし
31 しんぶつこんこうはいしかいかくされたはなし
書き出し
明治八年は私が二十三で年季が明けて、その明年私の二十四の時、その頃神仏混淆であった従来からの習慣が区別されることになった。これまではいわゆる両部混同で何の神社でも御神体は幣帛を前に、その後ろには必ず仏像を安置し、天照皇大神は本地大日如来、八幡大明神は本地阿弥陀如来、春日明神は本地釈迦如来というようになっており、いわゆる神仏混淆が行われていたのである。この両部の説は宗教家が神を仏の範囲に入れて仏教宣…