青空文庫

「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」の感想

粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)

02 あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)

鈴木行三561

書き出し

一さて今日から寛保年間にございました金森家の仇討のお話で、ちとお話にしては堅くるしゅうございますから、近い頃ありましたお話の人情をとりあわせ、世話と時代を一つにして永らくお聞きに入れましたお馴染のお話でございますが、ちと昔の模様でございまして、草双紙じみた処もございます。粟田口國綱と云う名剣が此の金森家にございます。これはその北條時政の守刀で鬼丸と申します名刀がございました、これと同作でございます

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