「続スウィス日記」発掘の始末
「ぞくスウィスにっき」はっくつのしまつ
附「スウィス日記」の由来
ふ「スウィスにっき」のゆらい
初出:「スウィス日記」梓書房、1930(昭和5)年
小島烏水約12分
書き出し
故辻村伊助の「スウィス日記」と「続スウィス日記」とを、一冊に合刊して、世に出すことになった。「スウィス日記」の方は、日本山岳会設立以来、第十周年に、雑誌『山岳』の記念号を出したとき(大正四年九月、第十年第一号)から掲載し始め、通計四号分に亙って分載されたのを、単行本に纏めて、大正十一年に、紅玉堂書店(横山光太郎氏)から出版したのであったが、此本は、ジュネーヴ湖から、シャモニイ、ローンの谷々、ユング…
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