青空文庫

「予が見神の実験」の感想

予が見神の実験

よがけんしんのじっけん

綱島梁川20
内省創作背景宗教的葛藤厳粛叙情的回顧的

書き出し

この篇は世の宗教的経験深き人に示さん為めにはあらずして唯だ心洵に神を求めて宗教的生活に入らんとする世の多くの友に薦めんとて也。予は今予みづからの見神の実験につきて語る所あらむとす。この事、予に於いては多少心苦しからざるに非ず。されど、予は今、世の常の自慮や、心配ひを一切打遺てて、出来るだけ忠実に、明確に、予が見たる所を語らでは已み難き一つの使命を有するを感ず。あながちに己が見証を将て世に吹聴せんと

1 / 0