青空文庫

「谷より峰へ峰より谷へ」の感想

谷より峰へ峰より谷へ

たによりみねへみねよりたにへ

小島烏水96
回顧的山岳探検自然描写叙情的懐古静謐

書き出し

穂高岳より槍ヶ岳まで岩壁伝いの日誌(明治四十四年七月)二十日松本市より島々まで馬車、島々谷を溯り、徳本峠を踰え、上高地温泉に一泊。二十一日穂高岳を北口より登り、穂高岳と岳川岳(西穂高岳)の切れ目より、南行して御幣岳(南穂高岳または明神岳)の一角に達し、引き返して奥穂高岳に登り、横尾の涸沢に下り、石小舎に一泊。二十二日石小舎を出発して、涸沢岳(北穂高岳)に登り、山稜を北行して、東穂高岳、南岳を経て、

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