たばたしゅういちろう
鳥羽家の子供
とばけのこども
初出:「文科」第4輯、1932(昭和7)年3月
南方
なんぽう
初出:「早稲田文學」1935(昭和10)年6月
19双之川喜41さんの感想
阿古という地名で 南方とはいえ 三宅島であることが知れるけど 男は 妻子を殺した夢を見たり 心が重く なりきったせいかは 分からないが 頭が お花畑になっている 男二人 が 口喧嘩をするのを 遠くに聞いたりして 自分も この気持ちは 一体何故だろうと 自問する。
栄螺
さざえ
初出:「新風土」1940(昭和15)年8月
医師高間房一氏
いしたかまふさいちし
初出:「医師高間房一氏」砂子屋書房、1941(昭和16)年4月
この医師の 幼い頃の悪童振りは 袋叩きにされると じっと頭を 抱えこんで 防御の姿勢をとり その間に相手の顔を記憶に残す。 後日 殊更に阿呆顔をして 個別に復讐する手口であった。 詩味には 片寄りがあるけど飽きさせないと感じた。
石ころ路
いしころみち
初出:不明
出雲鉄と安来節
いずもてつとやすぎぶし
盆踊り
ぼんおどり
時間旅行者さんの感想
田舎町の祭りと盆踊り ノスタルジックに描いていて 乙だな 最後の踊りに徹する人 今なら映像として残せるけど 当時はない だけど見た人の記憶に鮮やかに残っている それだけでもいいと思うな