しゅろのそよぎ
初出:「沖縄毎日新聞」1911(明治44)年1月9日
書き出し
黄ばんだ一本の棕梠、痛ましく裂けた葉のそよぎ。冷たい秋の空気にふれて、かなしい秋、調べをきざむ。淋しい心の華が開き、灰色の眼をあげてなつかしい譜の鳴る方へ、絶えず懐ひが、躍り出す。底本:「沖縄文学全集第1巻詩※」国書刊行会1991(平成3)年6月6日第1刷初出:「沖縄毎日新聞」1911(明治44)年1月9日※初出時の署名は「浪笛生」です。※初出の新聞で作品名として扱われている「棕梠のそよぎ」を表題…
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