青空文庫

「短歌」の感想

短歌

たんか

喪失と記憶季節の移ろい孤絶芸術家描写叙情的憂鬱

書き出し

明治三十五年○鞦韆のさゆらぎ止まぬ我が庭の芭蕉卷葉に細し春雨ひと夜えにしおち椿ふみては人のこひしくて春日七日を惓じぬる里流れ來て加茂川さむき春のよひ京の欄人うつくしきあけぼのの花により來しそぞろ道そぞろあふ人皆うつくしき松落葉ふみつつ行けば里ちかし朝靄みちにうすれうすれゆく朝ゆくに人目涼しき濱や濱小靴玉靴漣のあと明治三十六年○白黄紅花さまざまの菊に醉ひてとなりの翁けふもひるいするそぞろにも逍遙ふ野

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