青空文庫

「ソヴェトの芝居」の感想

ソヴェトの芝居

ソヴェトのしばい

初出:「改造」1931(昭和6)年3、4月号

文学批評文明開化異国情緒芸術論分析的叙情的軽妙

書き出し

——この頃は、ぼつぼつソヴェト映画が入って来るようだね。「アジアの嵐」なんか猿之助の旗あげにまで利用されて賑やかだった。あれはあっちでも、勿論傑作の部なんだろう?——そりゃそうさ。はじめてモスクワの「コロス」っていう優秀映画館で公開された時は素敵だった。伴奏は特別作曲された音楽だったし。帝国主義と植民地とがどういう関係におかれているかということの真実が堂々としたプドフキンの芸術的手腕で把握されてい

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