青空文庫

「舞姫」の感想

舞姫

まいひめ

喪失と記憶孤絶恋愛観の相対化異国情緒叙情的回顧的憂鬱

書き出し

西の京三本樹のお愛様にこのひと巻をまゐらせ候あきうたたねの夢路に人の逢ひにこし蓮歩のあとを思ふ雨かな美くしき女ぬすまむ変化もの来よとばかりにさうぞきにけり家七室霧にみなかす初秋を山の素湯めで来しやまろうど恋はるとやすまじきものの物懲にみだれはててし髪にやはあらぬ船酔はいとわかやかにまろねしぬ旅あきうどと我とのなかに白百合のしろき畑のうへわたる青鷺づれのをかしき夕わかき日のやむごとなさは王城のごとし

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